こんにちは!
らかんです。
さて、今回も体の具体的な症状とそれらに関するメッセージをお届けしていきます。
今回の内容は【過食症】についてです^^
過食症にかかっている人は、周期的に制御し難い空腹感に襲われ、食べ物を激しく過度に食べます。
感情体の面でのレベル
過食症は拒食症と同様に愛情をめぐる問題がある時に起こります。
ただし、過食症は「母親を食べてしまいたい」という思いの表れです。
拒食症が”拒絶”への恐れに関係しているのに対し、過食症は”見捨て”への恐れに関係しています。
事実、過食症は母親から自立したいと思いながらも、母親がそばにいないとどうしていいかわからなくなって
母親の存在がどうしても必要になる、というタイプに見られる病理なのです。
また、過食症になる人は母親が全ての空間を占めようとしていると感じるものです。
そのために、母親がその人の父親に対する愛さえも禁じようとしていると感じるのです。
だからものすごい怒りを心の中に抱え込んでいます。
過食症とはコントロールを失った状態なのです。
過食症になった人は自分を愛することを禁じてしまっていて、また母親を認めていません。
したがって過食症になった人は女性であれ男性であれ自分の中にある”女性原理”を受け入れることができていません。
精神体の面でのレベル
もしあなたが過食症で苦しんでいるとしたら、幼い時にあなたは母親があまりにも多くの空間を占領している、
と感じていた可能性が高いと言えるでしょう。
あるいは、あなた自身が母親の人生のあまりにも多くの空間を占領していると感じていたかもしれません。
あなたの一部は、母親を望んでいませんが、あなたの別の一部は母親から見捨てられるのではないかと恐れています。
あなたが過食症の発作に襲われている時、母親に見捨てられるのではないかと恐れているあなたの一部が
あなたが母親を無視してきた全ての時間をなんとかして一気に取り戻そうとしているのだ、と考えられます。
さらに、あなたは母親との間で何か非常に屈辱的な思いをしたことがあるはずです。
ですから、あなたのお母さんに対する反応は正当なのだ、と認める必要があります。
自分の心の中をありのままに、率直に見る必要があるのです。
そうすれば、母親もまたあなたと同じ経験をしてきた、ということがわかるはずです。
また、母親はあなたが思っているよりも遥かに深くあなたを愛している、ということがわかるでしょう。
あなたと母親の間で起こったことが問題なのではありません。
あなたがそれをどう捉えたのか、ということが問題なのです。