こんにちは!
らかんです。
さて、今回も体の具体的な症状とそれらに関するメッセージをお届けしていきます。
今回の内容は【注意欠陥】についてです^^
注意欠陥とは幼い子供に見られる一つのことに注意を集中できない傾向のことです。
注意力が散漫で、そわそわして落ち着きがない、つまり行動過多なのです。
幼い頃はそれほど問題になりませんが、大きくなって小学校に行き始めると症状が目立つため、その行動が問題視されるようになります。
注意力の散漫が時には無気力、無関心、やる気のなさ、学習困難、うつ状態、さらには精神病にまで移行することがあります。
感情体の面での解説
注意欠陥のほとんどが”拒絶”による傷が原因で起こります。
拒絶によって苦しんでる子供は自分が興味を感じないものを拒絶して空想の世界に簡単に逃げ込んでしまいます。
すぐ上の空になってしまうのです。
そんなふうにして1日のうちに何度も「あちら」の世界に逃避します。
ありのままの自分を受け入れてもらえず、自分は拒絶されていると感じているためにそんな風に逃避するのです。
一方、馬鹿げたことをしたり周りを面白がらせたりしてばかりいる子供は一見すると行動過多のように見えるのですが、実際には表現過多なのです。
そういう子供は拒絶ではなくて見捨てによって苦しんでいるのです。
表現過多の子供は何かに興味を持つとものすごい集中力を発揮することがあります。
行動過多の子どっもの場合、例え何かに興味を持ったとしてもその場にじっとしていることができません。
行動過多で苦しんでいる子供には薬を飲ませるべきではありません。
場合によっては極めてまずい結果を引き起こすことがあるからです。
精神体の面での解説
拒絶による傷で苦しんでいる子供は自分には価値がない、自分はダメな子供なんだと思い込んでいます。
自分は人と違っていてもいいのだ、自分には存在していてもいいのだ、と思うことができません。
自分が家からいなくなっても学校からいなくなっても、あるいは地球からいなくなっても誰も心配なんかしてくれるはずがない、と思い込んでいる子供の苦しみはいかばかりでしょうか。
その苦しみが原因となってその子は様々なやり方で正常な生き方から逃げ出そうとするのです。
行動過多の子供は同性の親から拒絶されたことによって苦しんでいます。
しかしその親は自分にできる限りの精一杯のことをしたのです。
子供はそのことを認めなければなりません。その親もまた、同性の自分の親との間で同じ経験をしてきているのです。
自分が受け取らなかったものを与えることができなかっただけなのです。
子供は自分自身もまたその親を拒絶していることに気づかなければなりません。
親も子供もお互いに対してもっと思いやりを持つ必要があるのです。
一方、表現過多の子供は異性の親からの”見捨て”によって苦しんでいます。
異性の親から十分な関心を与えてもらえなかったと思い込んでいるのです。
自分は関心に値する子供だと思うことができて初めて自分で自分のことを愛することができるわけですが、親が自分以外の子供に関心を向けたり、仕事などの活動に専念したりすると、その子は無視された、自分は十分に愛されていない、と感じてしまうのです。
実際は親は関心持ってないわけではなくて、ちゃんと関心を持っていますが、子供にとってそれは十分な量ではないのです。
そうすると無視された、自分は十分に愛されていないと感じるものです。
だから自分に関心を向けて欲しいとずっと思ってきた子は表現過多になります。
場合によっては叱られたり病気になること、さらには事故にあうことすら望む場合もあります。
その方が親の関心を引けるからです。
そういう子はたとえ、親が自分に対して常に関心を向けてくれないとしても、自分は愛されるに値する人間であるということ(というかすでに愛されてる人間であるということ)を知る必要があります。
また、自分の異性の親も精一杯できる限りのことをしてくれたんだ、と認める必要もあります。
というのもその親自身、自分の異性の親から同じことをされてきたからなのです。