【指のトラブル(ゆびのとらぶる)】で悩む人の特徴と体からのメッセージ

Home 体と心の声wiki 【指のトラブル(ゆびのとらぶる)】で悩む人の特徴と体からのメッセージ

こんにちは!
らかんです。

さて、今回も体の具体的な症状とそれらに関するメッセージをお届けしていきます。

今回の内容は【指のトラブル(ゆびのトラブル)】についてです。

指は手の先端に位置する器官であり、驚くべき正確さでさまざまな動きをすることができます。
指のトラブルはこわばり、痛み、「骨折」などの形をとって現れます。

その結果、指は正確な動きを失ってしまうのです。

感情体の面での解説

指は正確さに関係する器官です。従って、指にトラブルが生じたということは現在のあなたの正確さの追求が良き意図に基づいていない、ということをあなたに教えていると考えられます。

とはいえ、それはもうこれ以上正確さにこだわるなということではありません。
もっと別の方法でやってみたらどうか、ということなのです。

指のトラブルはあなたが「指を噛んだ時(=後悔した時)」、「誰かに指をつつかれた時(=叱られた時)」、「指を使って何もしない時(=怠けた時)」などに起こるでしょう。

それぞれの指にはメタフィジックな(物質を超えた見方)意味があります。

親指は「指導的な指」とも言われます。
というのも他の指に対して指導的な役割があるからです。

親指は私たちの意志、責任に関わる側面を表しており、「押す」時に最も大きな役割を果たします。
従って、親指のトラブルはその人があまりにも誰かの後押しをしすぎている、またはある細部に関して心配しすぎている、ということを表しています。

誰かに追い立てられている時、または何かを実現するために自分を無理に駆り立てている時、あるいは誰かに何かを無理にやらせようとしている時などにも親指のトラブルが起こります。

コントロールしすぎる人に親指のトラブルは起こりやすいのです。

人差し指は性格の強さ、決断力の強さを表します。
この指は指し示すため、命令を与えるため、脅すため、何かを人に理解させるために使われます。

つまり、「権威」を象徴する指なのです。
従って、権威を代表する人から人差し指でさされると相当な圧迫を感じるはずです。

中指は制限や内面生活を表します。
さらにセクシャリティとも関係があります。中指にトラブルのある人はセックス面であまりにも完璧であろうとしすぎるのかもしれません。

あるいは内気であるために人から拒絶されたとすぐに感じてしまうタイプである可能性もあります。

薬指は他の指と一緒に動かさないと単独ではあまり良く動きません。

薬指はカップルの関係において夢見られた理想を表します。あるいはその理想に到達するための相手との依存関係を表します。

薬指がトラブルを起こしているということは心の中に悲しみを抱え込んでいるということを意味します。
薬指が不調であるということはその人が物事を全体的に見られないということなのです。
細部しか見られないために人生がうまくいかないのです。

小指は精神の機敏さやコミュニケーションの巧みさを表しています。
他の指から独立していることが示すのは自立性の高さ、また好奇心の強さでしょう。

さらに直観力を表してもいます。
フランス語でよく「小指が教えてくれたんです」というのはそのためでしょう。
小指にトラブルがある人は他の人たちが自分のことをどう思っているかをとても気にしています。

また自立して生きる、直観を使いこなす、ということができていません。
それなのに一方ではみんなより目立とうとします。
また自分が人に対して救いの手を差し伸べないことに罪悪感を持っています。

これらの指が骨折している場合には「骨折」の項も参考にしてください。

精神体の面での解説

指のトラブルのほとんどが次のようなメッセージを送ってきています。

「あまり細部を気にしすぎていると本当に大切なことを見失ってしまいます。
完璧主義がかえってあなたの生き方を阻害するのです。
あなたが細部に目を配れる人間であることはとてもいいことです。

ただしそうした完璧主義はあなたの存在の本質が何であるかを見るときにだけ使ってください。あなたの本質が完璧であるということを見る時にだけ使うのです。

あなたが<する>こと、そして<持つ>ことに関しては完璧主義を適応すべきではありません。
また、他人に関しても細部にへのこだわりは捨てるべきでしょう。」

以上です。