【背中の痛み(せなかのいたみ)】で悩む人の特徴と体からのメッセージ

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こんにちは!
らかんです。

さて、今回も体の具体的な症状とそれらに関するメッセージをお届けしていきます。

今回の内容は【背中の痛み】についてです^^

背中には数多くの筋肉があります。
しかし、背中の痛みを問題にするときはそれらの筋肉ではなく、頭から骨盤に至る柔軟な長い柱である脊柱を問題にすべきでしょう。

脊柱は33個の椎骨が積み重なることによって作られています。
上から順に言うと、頸椎、脊椎、腰椎、仙椎、尾椎、に属する部位です。

頸椎に関しては以前投稿した【首の痛み】に関しての内容をご覧ください。

尾椎に関しては【尾てい骨のトラブル】に関しての内容をご覧ください。

感情体の面での解説

背中の一番下の方、つまり、仙椎あたりが一番痛む人は、自由を至上のものと考えており、
誰かが自分の援助を必要とすると自分の自由が失われるのではないかと恐れています。

背中の真ん中のあたり、つまり、腰椎の5〜11番あたりに痛みを感じる人は物質面での安全性に脅威を感じ、不安になっています。

実際、背中というのは人間の体を支えていますので、背骨が痛む時はそれがどの部位であっても十分に支えられていない、という意識に関係があります。

背中の真ん中あたりの痛みは”持つ”ことに関わっています。
例えば、全財産を持つこと、お金を持つこと、配偶者を持つこと、家を持つこと、子供を持つこと、良い仕事を持つこと、学位を持つこと、などです。

背中の真ん中あたりが痛むということは、その人が支えられていると感じるために何かを持つ必要があるのに、それを自ら禁じている、あるいは他人に助けてもらうことを自ら禁じているということを示しています。

そういう人はなんでも一人で背負いこみます。

人に任せることができないのです。また物質的な面において、極めて顕著な活動性を示します。

というのも、欠乏への不安が、特に物質面において現れるからです。
そのため特に物質的な支えが必要だと感じるのです。

またそういう人は他人に援助を頼むことがとても苦手です。

ようやく他人に頼むことができたにもかかわらず、その人から援助が得られないと、
ますます身動きが取れない感じがして、背中の痛みがひどくなるのです。

背中の上の方、つまり第10脊椎から頚椎に至るあたりが痛む人は愛情の面で安全が脅かされていると感じています。
そういう人は<する>ことに関わる側面をとても重要視します。

というのも<する>ことによって自分の安全が確保されると思っているからです。
したがって、誰かが自分のために何かをしてくれると、この人は自分が愛されていると感じます。

自分自身も他人に愛情を表明するときはその人のために何かをします。

一方で全てをやらないための口実として背中の痛みを使うことが結構あります。
というのも自分が全てをやってしまったら誰も自分を助けてくれなくなると思い込んでいるからです。

自分の期待が満たされないと他人に対してさらに多くを期待します。
自分の背中に多くのものを背負っていると感じています。
他人に対して自分の要求を表明することがなかなかできません。

なんとかして表明することができたとしても他人がそれに答えてくれないとされに動きが取れない感じがして立ち往生します。
すると背中の痛みもさらに悪化するのです。

自分がやっていることを常に誰かに監視されていると思っている人が背中の痛みを感じることもあります。
そんな場合はその人を自分が背負っている感じがするのでしょう。

精神体の面での解説

もしあなたが背中の下の方、つまり仙骨のあたりに痛みを感じているとしたら
体からは次のようなメッセージがあなたに出ています。

「誰か他の人を助けると自由を失う、と考えるのはもうやめましょう。
そうではなくて、むしろ自分に限界があることを認めて下さい。

あなたの限界をまず身近な人に表明して、それから行動するようにしましょう。

もしあなたが人から助けてもらいたいのなら、まずはあなたが人を助けなければなりません。
もしかするとあなたは過去において人を助けようとして利用された経験があるかもしれません。
しかしまた利用されるのではないかと恐れるとあなたは純粋に与えることができなくなってしまいます。
そうするとあなたはますます与えられなくなるでしょう。

もしあなたが一人でやっていくことに不安を抱いているとしたら、その不安を抱いているのはあなたの中の愛情に飢えた依存的な部分にすぎない、ということを自覚すべきでしょう。

あなたは本当は必要なものを全て持っています。どうかそのことに気づいて下さい。」

もしあなたが背中の真ん中のあたりに痛みを感じているとしたら
体からは次のようなメッセージがあなたに出ています。

「あなたは財産を持つことを望んでもいいのです。
安全で支えられていると感じるために、あなたは何を所有してもいいのです。

そうすることであなたはもっとたくさんの喜びを得ることができるでしょう。
あなたが心の奥の方で物質を愛しすぎるのはよくないことだと考えているとしても、まずは物質を持つことを自分に許してあげましょう。
そうすることによって、あなたは安全を感じ、やがてそれらの全てがなくても自分は安全なのだということがわかるようになるでしょう。
誰も自分の面倒を見てくれない、と考えるのはもうやめて、もう少し自分の要求を口に出してみることをお勧めします。

とはいえ、あなたの要求に対して他の人たちは必ず応えなくてはならない、と考えるべきではないです。
他の人たちはあなたほど所有に対して欲がないので、あなたの欲求を理解できないかもしれないからです。

あなたは欲求を持つのを自分に許すことによって、他の人たちにその欲求についてより適切に説明できるようになるかもしれません。」

もしあなたが背中の上の方から首にかけて痛みを感じているとしたら
体からは次のようなメッセージがあなたに出ています。

「他の人たちを幸福にするためにはあなたが全てをやらなければならない、と考えるのはもうやめましょう。

もちろんあなたはこれからも他の人たちのために何かをし続けて結構です。
ただし、その『動機』を変える必要があります。

今後は愛する人のために何かをするときは、愛ゆえにそれをする、つまり相手を喜ばせるのが嬉しいからそれをするというふうにして欲しいのです。

あなたはもう無理矢理みんなの支え手になろうとしなくてもいいのです。

また、他の人たちは必ずしもあなたと同じ考え方をするわけではない、ということも知って下さい。
あなたを幸せにするために他の人たちはあらゆることしなければならない、と考えるのはやめましょう。

他の人たちがあなたに何かをしてくれないからといって、あるいはあなたの期待に応えてくれないからといって彼らがあなたを愛していないことにはならないのです。

愛されていると感じるためにあなたはまだ相手から何かをしてもらう必要があります。
でもそのうち自分を十分愛せるようになれば、そうした必要性を感じなくなるでしょう。

そのことをまず相手に言いましょう。

そしてその腕あなたがして欲しいことを相手に伝えればいいのです」