こんにちは!
らかんです。
さて、今回も体の具体的な症状とそれらに関するメッセージをお届けしていきます。
今回の内容は【腱炎(けんえん)】についてです。
腱炎とは筋肉と骨を結びつけている腱が炎症を起こした状態のことです。
腱炎がさらに進むと腱が断裂して、急激な鋭い痛みに襲われることもあります。
腱炎になると腱が変質する可能性があります。
感情体の面での解説
腱炎になる人は激しい怒りを抑圧しています。人と断絶することが怖くて何かをするのを躊躇うタイプです。
腱炎がどこに起こっているかによって、どんなことを恐れているかがわかります。
例えば、腱炎が手に起こっているとすると、その人は誰かと断絶するのが怖くて手を使って何かをすることができずにいます。
自分は手を使って何をすることを恐れているのだろうか、と考えてみてください。
精神体の面での解説
体からは次のようなメッセージがあなたに出ています。
「あなたは自分のやることが他の人たちの気にいる時だけ、あるいは特定の誰かの気に入る時だけ、自分はそれをすることができる、と考えてきましたが、もうそのように考える必要はありません。」
あなたは誰かと断絶するのを恐れていますが、それはあなたの想像の産物に過ぎない可能性もあります。
問題の人にきちんと聞いて、本当にそうなのか確かめましょう。
また、その人にあなた望んでいること、あなたのニーズを伝えましょう。
あなたはもしかすると自分自身に対して怒りを感じているかもしれません。
だとしたら、それはあなたが自分の本当のニーズを無視しているからです。
怒りの原因が外部にあるように思われる時でも、意外とそれが自分の内側にある場合もあるのです。
時間をかけて、じっくりと、怒りの原因を探ってみましょう。
そうすればその怒りが実は自分に向けられていた、ということがわかるかもしれません。
また、今回の腱炎のように焼けるような痛みを感じるものに関しては○○炎といった名称がつきます。
こういった病気は私たちが何らかの葛藤を遠ざけた結果、あるいは解決した結果として現れるということなのです。
つまり、私たちが被った葛藤が遠ざけられた時、または解決された時に体は脳の指令を受けて治癒の過程に入るのですが、その時に○○炎という名前の病気が現れるということです。
例えばある男性が上司との葛藤に耐えられず、ついに休暇をとってバカンスに出かけたとしましょう。
ところがこの人がバカンス先に到着してしばらくすると、鼻炎に見舞われる、といった具合なのです。
私たちが強い葛藤を体験し、それに対してそれを解決できないという無力感を持った時、しかも誰にも相談できない時はその葛藤は激しいショック状態をもたらします。
そしてその人を完全に打ちのめしてしまうのです。ただ私たちが日常生活で出会う葛藤はそれほど激しい影響を及ぼしません。ある程度予測できるものだからです。
もちろん炎症を伴う病気になった場合、医師による治療を受けるのは普通のことでしょう。
ただし、その場合でも原因となった葛藤をきちんと解決しておくことが大切です。
同じような状況に陥った時にまた炎症の病気が発症してしまう可能性が高いからです。
そして葛藤をきちんと解決するには相手を愛の気持ちを持って許す、ということが必要なのです。
以上です。