こんにちは!
らかんです。
さて、今回も体の具体的な症状とそれらに関するメッセージをお届けしていきます。
今回の内容は【おたふく風邪(おたふくかぜ)】についてです。
またの名を耳下腺炎ともいうおたふく風邪は、極めて伝染性の強い病気ですが、ほとんどの場合に良性であると言えるでしょう。
この病気は唾液腺の一つである耳下腺にウィルスが感染することによってかかります。
耳下腺から耳に向かって痛みが広がり、耳下腺が腫れるので「お多福」のような顔になります。咀嚼が困難になる場合もあります。
感情体の面での解説
この病気は唾と関係しており、しかもかかるのはほとんどが子供です。
したがって、この病気は「唾を吐きかけられた(=悪口を浴びせられた)」と感じた子供がかかる、と言えるでしょう。
誰かから悪口を浴びせられた子供が、自分は非難された、無視された、自分の欲しいものが手に入らない、と感じた時にかかりやすいのです。
したがってその相手に向かって「唾を吐きかけたい(=悪口を浴びせたい)」とひそかに思うのですが、それをなんとか我慢するのです。
その子は聞こえなかったふりをするのですが、そのために心の中に怒りが溜まり、それが原因となって顔がふくれるのです。
精神体の面での解説
もしあなたが大人であり、しかもおたふく風邪にかかっているとしたら、体からは次のようなメッセージがあなたに出ています。
「あなたは今、幼い頃に経験した辛い出来事を思い出させる状況の中にいるはずです。その出来事は思い出すたびに今でもあなたを傷つけます。
そして、あなたは子供だった時と全く同じように、今でも振る舞い続けています。
あなたが誰かから悪口を言われたと感じたとしたら、悪口をその人に言わせているのはあなた自身である、ということに気づかなければなりません。
今の状況はそのことにあなたが気づくためのきっかけとして生じたのです。
ですから、あなたはこの機会をうまく利用して、自分を肯定し、劣等感を感じることをやめる必要があるのです。
相手もまた、あなたと同じくらい恐れを持っている、ということを知ってください。
相手の心の中にある恐れに気づき、相手を思いやり、あなたの中に生じてきた優しい気持ちを相手に伝えてください。
あなたは自己評価が低く、そのために自分で自分に唾を吐きかけている(悪口を浴びせている)のです。
そのことをあなたに教えるために、今相手が目の前に現れているわけです。」
もしおたふく風邪にかかっているのがあなたの子供であるならば、子供についての説明の部分をその子に読んであげてください。
そして、
「あなたは考え方一つでこの病気を作り出したのだけれど、同じように、考え方一つでこの病気を治すこともできるんだよ。」と教えてあげてください。
「小児病」の項も参考にしてください。
以上です。