【腹膜炎(ふくまくえん)】で悩む人の特徴と体からのメッセージ

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こんにちは!
らかんです。

さて、今回も体の具体的な症状とそれらに関するメッセージをお届けしていきます。

今回の内容は【腹膜炎(ふくまくえん)】についてです。

腹膜炎とは腹腔を覆っている腹膜が炎症を起こした状態のことです。
腹膜炎になると非常に強烈な痛みに持続的に襲われます。

時にはナイフで刺されたような耐えがたい痛みになります。
痛みは最初は局所的ですが、やがて下腹部全体に広がります。

嘔吐」、の機能不全、激しい「動悸」、「」などが伴うこともあります。

感情体の面での解説

腹膜炎になるのは抑圧された怒りや罪悪感を持っているからです。
腹膜炎になる人はある状況を自分に対する攻撃として、つまり「ナイフの一撃」として受け止めます。
あらゆることを(特に怒りを)自分の中に溜め込みます。

頑固で厳格なので、自分に対して何かを感じることを禁じてしまいます。
そして全てがうまくいくはずだと自分に信じ込ませようとするわけです。
周りで起こっていることによって自分の心が動かされたことを人に知られるのがすごく嫌なのです。

自分が勇敢な人間であることを見せつけようとします。自分が恐れを感じていることを自覚しようとしません。

実はこの人が感じている怒りと罪悪感は自分自身に向けられているものです。というのも自分にとって耐えがたい状況を変えることのできない自分を密かに責めているわけです。

精神体の面での解説

あなたが腹膜炎になっているとしたら、体からは次のようなメッセージが出ています。

「あなたは自分に対してもっと寛容になり、自分の限界を受け入れなければなりません。自分が恐れを持っていることを知られるとみんなから弱い人間であると思われるとあなたは思い込んでいますが、そんなことは決してありません。

自分が傷つきやすい人間であることをみんなに明かしましょう。
そして自分にあまりにも多くのことを要求しすぎないようにすることです。

自分を罰する必要もありませんし、自分が完璧な人間であると人々に思わせる必要もありません。あなたもまた不完全な人間の1人なのです。

どうかその事実を受け入れてください。

そうすれば他の人たちから助けてもらって、状況をもっと楽に通過する事ができるようになるでしょう。」

また、今回の腹膜炎のように焼けるような痛みを感じるものに関しては○○炎といった名称がつきます。
こういった病気は私たちが何らかの葛藤を遠ざけた結果、あるいは解決した結果として現れるということなのです。

つまり、私たちが被った葛藤が遠ざけられた時、または解決された時に体は脳の指令を受けて治癒の過程に入るのですが、その時に○○炎という名前の病気が現れるということです。

例えばある男性が上司との葛藤に耐えられず、ついに休暇をとってバカンスに出かけたとしましょう。
ところがこの人がバカンス先に到着してしばらくすると、鼻炎に見舞われる、といった具合なのです。

私たちが強い葛藤を体験し、それに対してそれを解決できないという無力感を持った時、しかも誰にも相談できない時はその葛藤は激しいショック状態をもたらします。

そしてその人を完全に打ちのめしてしまうのです。ただ私たちが日常生活で出会う葛藤はそれほど激しい影響を及ぼしません。ある程度予測できるものだからです。

もちろん炎症を伴う病気になった場合、医師による治療を受けるのは普通のことでしょう。
ただし、その場合でも原因となった葛藤をきちんと解決しておくことが大切です。
同じような状況に陥った時にまた炎症の病気が発症してしまう可能性が高いからです。

そして葛藤をきちんと解決するには相手を愛の気持ちを持って許す、ということが必要なのです。

以上です。