こんにちは!
らかんです。
さて、今回も体の具体的な症状とそれらに関するメッセージをお届けしていきます。
今回の内容は【斜視(しゃし)】についてです。
斜視は俗に「やぶにらみ」とも言われ、対象を両目で見ることができない症状です。
両目がそれぞれ独立して動き、協同できない状態なのです。
感情体の面での解説
フランス語で「〜に、やぶにらみの目を向ける」といえば、「〜に羨望の眼差しを向ける」という意味になります。
もしあなたがやぶにらみだとしたら、この表現は正当だと思いますか?
あなたはどんな領域で他者を羨望しているでしょうか?
斜視の人は、また、脳の両半球を同時に使うことができない、と言われています。
つまり、あるときは感覚的で、ある時は理性的である、ということになります。
ですから、物事を統合して客観的にありのままに見ることができません。
右脳の感性を働かせて見るか、左脳の知性によって解釈するかのどちらかになるのです。
左脳の知性というのは過去に学んだこと、すなわち記憶に基づいてしか働くことができません。
それでは左右それぞれの眼球の動きの意味を次に述べていきます。
「左目が上を向いている場合」は通常以上に感激しやすい状態になっています。
「右目が上を向いている場合」は左脳的知性が活発に働いており、思考が次々に別のことへ向かっていきます。
「左目が外側に向いている場合」は左脳的知性から切り離された状態であり、本能的に行動するモードです。感性に従い、約束したことを無視して行動に突っ走るのです。もっともこれは悪意に基づいているわけではありません。
「右目が外側に向いている場合」は視線を向けている対象と左脳の知性との関係がずれています。通常の右目の機能を左脳の知性によって過度に補おうとしている状態です。そのため、左脳の知性が堂々巡りをしています。結果として本人が落ち込む可能性があるでしょう。
「左目が内側に向いている場合」は恐れに由来する劣等感があることを示しています。自分の感性に頼ってばかりで、それ以外の偉大な部分を使っていないのです。
「右目が内側に向いている場合」は非常に自尊心の傷つきやすい、怒りっぽい人であることを表しています。知性や関心がエゴに引きずられています。恨みを持ちやすいタイプ、すぐ人に喧嘩を仕掛けるタイプです。
「左目が外側の上の方を向いている場合」は夢を追ってばかりいる、非理性的な人であることを表しています。時間の観念がありません。
「右目が外側の上の方を向いている場合」は道徳観念のない、規律を守らない人であることを表しています。
精神体の面での解説
斜視は子供の頃、あるいは思春期の頃に出現します。
ということは、その時期に心のブロックが起こったということです。
右目の問題があるとしたら、それはあなたの勉強と関わっていると言えるでしょう。
つまり、あなたは学校での生活から、あるいは誰かによって押し付けられた勉強のやり方から、影響を受けているのです。
もし左目に問題があるとしたら、それはあなたの愛情面に関わっていると言えるでしょう。
つまり、あなたの両親や家族と関わりがあるのです。
脳の両半球を結びつけるための肉体的な訓練を受けることも大切ですが、それだけではなく、あなたが年少の頃、つらい目にあった時にした決意をもう一度見直す必要があるのです。
たぶん、その時点であなたの感情はブロックされています。
ある物、またはある人をありのままに見ることをやめたのは、あなた自信であることを受け入れましょう。
ところで、あなたはもうかつての幼いあなたではありません。従って、あなたは新たに決意をし直すことができるのです。
そして、その決意によって、あなたは自分自身に起こっていること、周りに起こっていることを正しく見ることができるようになるのです。
以上です。