【うつ病(うつびょう)】で悩む人の特徴と体からのメッセージ

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こんにちは!
らかんです。

さて、今回も体の具体的な症状とそれらに関するメッセージをお届けしていきます。

今回の内容は【うつ病】についてです^^

以下の記述は誰にでも見られる反応性の一時的な「うつ」ではなくかなり重篤な精神病としての「うつ病」に関するものです。

自分がうつ病だと思う人は他に「広場恐怖症」「不安」の項目も参考にしてください。

うつ病の主な症状としては日常的な活動に対する興味や喜びの喪失、落胆、絶望感、慢性的な疲労感、エネルギーの減退、集中力の低下、無関心、興味喪失、やる気の喪失、自分への閉じこもり、物事をクヨクヨ考えること、などがあります。

うつ病になった人はほとんどの場合、人からのサポートを受けようとしません。
そして自分ではなく周りの人たちが変わるべきだと考えます。

睡眠薬を飲んでもあまり良く寝れません。むしろ世間から逃避しようとします。
自殺しようと考えることもしばしばあります。

うつ病は燃え尽き症候群と混同されることもありますが、両者は別物です。
混同を避けるためにも燃え尽き症候群の項目も参考にしてください。

感情体の面での解説

うつ病になる人は精神的なプレッシャー(特に愛情面でのプレッシャー)から逃れようとしている、と考えられます。
そして限界に達しており、それ以上耐えられないのです。

うつ病になりやすい人は異性の親との間に解決すべき葛藤を持っていることが多いです。
だからこそ、うつ病の人は自分の配偶者に感情転移を行い、配偶者を責めるのです。

異性の親に対してしたかったけれどできなかったことを自分の配偶者に対してするのです。
他者のサポートを拒絶することで親に対する恨みと憎しみの念をさらに溜め込み、自分の苦しみの中にはまり込むのです。
うつ状態が激しければ激しいほど親から与えられた傷が深いということになるでしょう。

親から受けた傷としては次の5つが挙げられます。
「拒絶」「見捨て」「侮辱」「裏切り」「不正」による傷です。

うつ病や躁うつ病のような精神病になるということは、その人が孤立状態の中で苦しみを経験したということなのです。
幼い時に自分の疑問や苦しみを聞いてくれる人がいなかったということです。
他者を信用することを学ぶ機会がなかったのです。

自分の欲求を抑え込み、恨みや憎しみの念を抱え込んで一人きりで自分のからに閉じこもってしまったのです。

精神体の面での解説

一般的にうつ病の人は人から助けられることを望まないので、周りにいる人たちがその人の問題を何とかしようとすることになります。

もしあなたがそんな人たちの一人であるとしたら、私はあなたに心を強く持ってうつ病の人に次のように言うことをお勧めします。

「あなた以外のどんな人もあなたをそこから助け出すことはできません。
そこから決定的に抜け出すためにはあなた自身が決意して行動しなければならないのです。」

うつ病の人が受け入れなければならないもっとも大切なことは次のことです。

つまりうつ状態は幼い時に自分の依存、に関わるレベルで受けたものすごい苦しみが原因になっている、ということです。
うつ病の人は自分自身(自分のありのままの姿)を拒絶しているのです。

一般的にうつ病になった人が受けた心の傷は拒絶によるもの、あるいは拒絶されることに対する恐れによるものです。
でも次のことを理解しなければなりません。

つまりあなたは幼い時に拒絶されましたが、それは必ずしもあなたの親があなたを愛していなかったからではないということです。
自分の子供を拒絶した親は親自身もまた自分の親から拒絶されたために自分自身を拒絶してきたのです。
どうかあなたの親に思いやりを持ち、あなたの親を許してあげてください。

それが癒しに至るための第一歩なのです。
そして次の一歩は親を恨んだ自分自身を許すことです。

それができたら、あなたが経験した内面の変化をその親に話してください。
その際に相手を責める気持ちを少しも持たないようにしましょう。

許しの項目を参考にして進めてください。

幼い子供が孤立状態の中で苦しんだら、恨みや怒りの思いを持つのは当然のことです。
私がさらにお勧めしたいのはあなた自身の価値を再認識しようと決意することです。

もしそうするのが難しいと感じられるなら、あなたをよく知っている人たちにあなたの長所や美点を挙げてもらってください。
もしあなたが自殺したいと思っているのなら、どうか次の点を確認してください。

つまり自殺したいと思っているのはあなた自身ではなく、あなたの一部にすぎず、その一部は新たな考え方に場所を譲るために消えないと思っているだけなのだ、ということです。

決してその一部とあなた自身を取り違えてはなりません。