【燃え尽き症候群(もえつきしょうこうぐん)】で悩む人の特徴と体からのメッセージ

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こんにちは!
らかんです。

さて、今回も体の具体的な症状とそれらに関するメッセージをお届けしていきます。

今回の内容は【燃え尽き症候群】についてです^^

燃え尽き症候群とは、職業上のバーンアウトを表すために医療やセラピーの現場で使われている言葉です。
仕事にそれ以上適応できなくなり、肉体と精神の面で機能停止状態になってしまったわけです。

しばしば強い焦燥感や深いうつ状態などを伴います。
さまざまな症状の中でも、特に目立つのが深い疲労感、生きる意欲の喪失、欲望の喪失などでしょう。

燃え尽き症候群にかかっている人は巨大な機械や、巨大なシステムといった自分の力を遥かに超えた何かと戦っているような気分になるのです。

この病気にかかりやすいのは主として企業の幹部、看護師、教員といった巨大なシステムの中で仕事を指示されながら働いている職業人たちであると言えるでしょう。

燃え尽き症候群はしばしばうつ病と混同されることがあるため、
うつ病の項目も参考にしながら両者の違いを確認してください。

感情体の面での解説

燃え尽き症候群になるのは同性の親との間に解決すべき問題が残っている人が多いです。

幼い頃に同性の親の承認を得るためにあらゆることを試みたにもかかわらず、結局その親から自分が求めていた承認を得ることができなかった人なのです。

その結果、自分がコントロールされていて無力である、と感じるようになったのです。
自分の価値に確信を持てていないので、こうした人たちはいつも高い成果を出して自分の価値を証明しようとします。

自分の存在それ自体に価値があるということが信じられないため、何かをすることを通して自分の価値を証明しようとするのです。
周りからは仕事のできる有能な人間だと思われていますが、本人自身は限界ギリギリのところでなんとかやっていると感じています。

いつも周りの人たちから褒めてもらいたいと思っていますので、自分がやったことを誰も褒めてくれないとものすごい孤独感を感じます。

そして「自分がやったことはいったい何だったんだろう?」と考えてやる気を無くしてしまうのです。

その結果、自信を失い、自分を無能な人間だと見なして試合を放棄し、突然ばったりと倒れてしまうのです。
そうなるともう何もできなくなります。
何かしようという気力さえなくなってしまうのです。

精神体の面での解説

ここまで書いてきた内容に思い当たることがあるとすれば、あなたはできるだけ早く自分は存在するだけで価値がある、ということに気づく必要があります。

あなたは幼い時に自分が一生懸命やれば同性の親からもっと愛されるはずだ、と思い込んだのです。

そのことを是非とも自覚しましょう。
そしてその思い込みを変えられるのはあなた自身だけなのだ、ということを知ってください。

あなたに対して、自分の限界を超えてまで頑張りなさい、と言える人など世界中に誰一人としていません。
あなたに対してそう言うことはできないのです。

自分を愛することは自分の才能のみならず、自分の限界、自分の弱さまでありのままに認めることなのです。

あなたの同性の親があなたに多くを要求しているとあなたは感じたのですが、それは事実ではなく、あなたの単なる思い込みに過ぎなかったのです。

あなたが自分に対して多くを要求していたからあなたはそんなふうに感じたのです。
そして、大きくなってからあなたは<転移>を行いました。

その結果、あなたの職場の人たちがあなたの同性の親の役割を果たすようになり、あなたは高い成果をあげることによって彼らから愛されようとしたのです。

どうかこれから決して無理をせず、自分にできる範囲で仕事をしてください。
そして上司に絶対自分を印象付けなければならない、と思い込むのではなく、上司が本当は自分に何を求めているのかを把握するようにするのです。

さらに、自分には無理だと思った時は躊躇うことなく「ノー」と言いましょう。

それはあなたの当然の権利なのです。
自分の限界を認めればあなたは他者を批判することも少なくなり、もっと幸せに生きられるようになるでしょう。

幸せな人は絶えず新たなエネルギーを獲得することができるのです。
燃え尽き症候群の人たちはもともとエネルギーが少ないから燃え尽きたのではありません。
そうではなくて、自分を愛する能力がない、もしくは少ないためにエネルギーが尽きてしまったのです。