【更年期のトラブル(こうねんきのとらぶる)】で悩む人の特徴と体からのメッセージ

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こんにちは!
らかんです。

さて、今回も体の具体的な症状とそれらに関するメッセージをお届けしていきます。

今回の内容は【更年期のトラブル(こうねんきのとらぶる)】についてです。

更年期は50歳前後の女性が経験する自然な現象です。
女性にとって更年期は思春期とともに乗り越えるのがなかなか難しい時期でしょう。
体と感情が不安定になって非常に辛いのです。

更年期障害になると「ほてり」、「疲労」、「不眠症」などに見舞われます。
男性も60歳くらいになると同様の症状に見舞われますが、それは男子更年期と呼ばれます。
男性は「男子更年期」の項を参考にしてください。

感情体の面での解説

更年期は一生のうちで女性がどうしても通らなければならない自然の移行期です。
更年期障害の症状を感じている女性は老いることを受け入れていません。

また、更年期には子供を産む機能が失われることから、この女性は極めて女性的機能を失うことを受け入れられずにいるのです。
でも、子供を産むことはもうきっぱりあきらめて、その代わりに自分自身のための人生を創造すべきなのです。

母親という役割を演じることにより、自分の人生の意味づけてきた女性にとって、更年期はなかなか通過するのが難しい時期でしょう。

実際母親であることに徹してきたために自分の女性としてのニーズをずっと無視し続けてきたのです。
したがって、母親から一人の女性に戻ることがなかなかうまくできません。
多くの場合、自分が愛する人たちに対し、母親として振る舞うことによって、母親の役を演じ続けようとするものです。

精神体の面での解説

更年期障害が重ければ重いほど、あなたの体はあなたに対して次のように言っています。

「老いに向かうこの移行期を恐れずに受け入れてください。」

あなたの体の生産性が落ちたからといって、あなたの人生を創造する力までなくなったわけではないのです。
あなたは「老いる」という言葉の意味を考え直さなくてはなりません。
老いることは死ぬことではありませんし、不具になることでも、無力になることでも、魅力を失うことでもありません。

一人きりになることでも無用の存在になることでも新しいことができなくなることでもありません。
一般に歳を取れば取るほど人間は賢くなるものです。

なぜならそれだけたくさんの経験を積んで、さまざまな状況に対応できるようになるからです。
さあ、いますぐに自分のための人生を想像できるようにしましょう。

ほとんどの場合、女性は更年期になるまでは出産や子育てに追われるものです。
つまり、自分以外の人たちのために生きざるをえないのです。

でも今、ようやくあなたは自分自身のために生きられるようになったのです。
女性原理を自分自身のために使って、これからどの方向を目指せばいいかを決めてください。

そのためには一人きりの静かな時間を過ごす必要があります。
あなたの目指すべき方向が感じられたら、今度は男性原理を使って、新しい人生のための計画を立てて、それを実現させてください。

以上です。